2021.01.22
フルスペクトラムCBDは日本で違法?違いや安全性について解説
CBDには、さまざまな種類があることをご存知でしょうか?
CBDにはアイソレートやブロードスペクトラム、フルスペクトラムといったものがあります。
ここで名前だけ聞いただけだと、それぞれがどういったものなのか全く検討もつかないですよね。
今回はフルスペクトラムとブロードスペクトラム、アイソレートの違いやそれぞれの特徴、またフルスペクトラムは日本では違法なのかについてみていきたいと思います。
是非参考にしてみてくださいね。
フルスペクトラムとブロードスペクトラム、アイソレートの違いや特徴とは?
それでは、さっそくフルスペクトラムとブロードスペクトラム、アイソレートについてそれぞれみていきましょう。
3つの種類には大きな違いがあります。それは含まれている成分の多さです。
これから詳しく解説していきます。
フルスペクトラムとは
フルスペクトラムのCBDは、大麻に含まれている全ての成分が含まれているものを指します。
そもそも大麻には、カンナビノイドの一つとなるCBDだけが含まれているわけではありません。
「100種類以上あるとされているCBD以外のカンナビノイド」「エッセンシャルオイル」「ビタミン」「ミネラル」などさまざまなものが含まれて形成されています。
このCBD以外のカンナビノイドには、精神をハイにさせる成分であるTHCも含まれています。
ですので、フルスペクトラムのCBDには、このTHCが含まれているという特徴があります。
ブロードスペクトラムとは
ブロードスペクトラムのCBDは、フルスペクトラムのCBDからTHCのみ除かれたものを指します。
しかし、メーカーの中にはCBDとCBD以外の成分が含まれていれば、ブロードスペクトラムのCBDとして販売していることもあります。
ですので、ブロードスペクトラムのCBDということだけで判断するのは危険でしょう。
本来のブロードスペクトラムのCBDには、THCは含まれていませんので、安全な製品です。
安心して使用したい場合は、メーカーをしっかりと確認した上で購入するのが良いでしょう。
アイソレートとは
CBDアイソレートは、大麻草から純粋なCBDだけを抽出した純度の高いCBDの結晶粉末を指します。
これはCBDクリスタルとも言われています。
上記で解説したフルスペクトラムやブロードスペクトラムのCBDには、CBD以外の成分も含まれているのに対し、アイソレートはCBD以外の成分が含まれていないのが特徴です。
フルスペクトラムは日本では違法なのか
結論から言いますと、フルスペクトラムのCBDは日本では違法です。
大麻取締法により、大麻草の茎や種子以外の使用や所持、譲渡などが禁止とされています。
CBD自体はもちろん合法ですが、フルスペクトラムのCBDにはその他の大麻成分が含まれています。
その中のTHCという成分が、大麻草の葉や花穂から抽出されるため、法律に違反してしまうというわけです。
フルスペクトラムのCBDの効果や効能は?
フルスペクトラムのCBDには以下のような効果を期待することができます。
- リラックス効果
- 不眠症改善
- 抗炎症
- 抗腫瘍
主に上記のような効果が期待できるとされています。
そしてフルスペクトラムのCBDに含まれているTHCがCBDの効果をより高めてくれるとも言われています。
ですが先程も言った通り、日本では違法となってしまうので、使用する際には必ずTHCが含まれていないCBD製品を使用するようにしましょう。
まとめ
今回は、フルスペクトラムとブロードスペクトラム、アイソレートの違いやそれぞれの特徴、またフルスペクトラムは日本では違法なのかについてみてきました。
それぞれの大きな違いは、CBD以外の成分がどれだけ含まれているかということです。
特に日本で使用する際には、CBDアイソレートのようにTHCが含まれていない製品を使用しましょう。