2020.12.25
CBDは大麻だけど、日本では合法⁉︎日本の法律の規定はどうなの?
世界中では合法として扱われている大麻成分のCBD。とても健康的な効果が期待できることもあり、CBD市場が注目を集めていますが、日本でも使用して良いものなのでしょうか?
CBDオイルを試してみたいけど、日本で使用しても本当に捕まらないか気になるところですよね。
そこで今回は、CBDが日本では合法なのかどうかについて見ていきたいと思います!
ぜひ参考にしてみてください。
CBDは日本でも合法⁉︎
結論から言うと、CBDは日本の法律でも合法です。
なので、日本で所持や使用をしていても捕まったり、取り締まりを受けることはありません。
現在では、CBDを使用した商品が少しずつ日本にも出ています。CBDオイルと呼ばれるものや、CBDリキッド、CBD成分が含まれるチョコレートなど、CBDを使用した多くの商品が登場しています。
CBDの成分について
CBDはカンナビジオールと呼ばれる成分で、大麻草から摂取できるカンナビノイドと呼ばれる成分の一つとなります。
CBD成分には、皆さんが大麻でイメージされるような害のある成分は含まれていません。反対にリラックス効果やストレス軽減効果、不安の軽減など、さまざまな良い効果が期待できます。
このため、CBD市場は今後さらに拡大するとされています。
なぜCBDは違法にならないのか
では、なぜCBDは違法ではないのでしょうか?
その理由は、日本の法律で全ての大麻が違法というわけではないからです。
具体的に、違法とされている大麻というものは、大麻の花や葉、根の部分のことです。この部分を所持していたり、使用してしまうと逮捕されてしまうというわけですね。
反対に、成熟した茎や種子は日本でも合法とされています。
日本で違法な大麻成分とは?
続いては、日本で違法とされている大麻成分というものをご紹介していきます。
先程も少し触れましたが、日本では全ての大麻成分が違法というわけではありません。大麻の花や葉、根の部分が違法となります。
大麻取締法の第一条で、「大麻草の成熟した茎と種子、それらを使用した製品は除く」といった内容が記載されており、大麻草の成熟した茎と種子は違法ではないということになっています。
たとえ、医療目的であったとしても成熟した茎と種子でなければ、使用することはできません。
また、日本で知られている、精神状態がおかしくなってしまうなどの危険な作用は、同じカンナビノイドの仲間であるTHCという別の成分が関係しています。
THCは、テトラヒドロカンナビノールと呼ばれる花や葉に多く含まれている成分で、日本では厳しく規制がされています。(天然のTHCは法律上、規制されていない。)
日本での大麻に対してのイメージは悪いですが、実際には全てが違法とされているわけでなく、箇所によって異なるというわけですね。
CBDはどこで購入するのが良いのか?
CBDが合法であると分かりましたが、購入する際には注意が必要です。
1番注意すべきは、正規の輸入手続きをして仕入れられているかという点です。
正規のルートで仕入れられていないCBD製品は、規制対象となる成分が含まれている可能性があるからです。
- CBD製品に含まれている成分は安全なものなのか
- 安心、信頼できる製造元や販売元なのか
CBD製品を購入する際は、上記の2点に注意しながら購入を検討するようにしましょう。
まとめ
今回は、CBDが日本では合法なのかについてみてきました。
結論としては、CBDは日本の法律では合法とされています。
しかし、CBD製品の中には正規のルートで仕入れられていない粗悪なものもありますので、はじめのうちは選ぶ際に慎重になることが重要でしょう。
日常生活の中で、CBD製品を上手に活用して、快適な生活を送りましょう。