2020.12.19

CBDとTHCの違いは何?2つの成分の特徴について解説

共に大麻成分であるCBDTHC。この2つの成分には大きな違いがあるのはご存知でしょうか?
この2つの成分の効果の違いや、法律での扱いの違いなどさまざまな点で違いがあります。
今回は、CBDとTHCの2つの成分の特徴や違い、効果についてご紹介していきます!
今注目されているCBDについて見ていきましょう!

CBDとTHCとは何?


CBDとはカンナビジオールと呼ばれる成分で、THCはテトラヒドロカンナビノールと呼ばれる成分です。
両方とも大麻草から抽出することができるカンナビノイドという成分です。
THCはマリファナの原料にも使用されている成分で、精神状態をハイにしたり、幻覚幻聴が起こるなどの効果があります。
そのこともあり、世界では認められている国がありますが、日本では使用や所持等が禁止とされています。
一方で、CBDにはTHCのような効果はなく、日本でも使用が認められています。CBDオイルという製品をはじめ、正規で流通がされてきています。
CBDオイルのようなCBDを使った製品は、心身にとってとても良い効果があり、健康や美容などさまざまな業界で市場を伸ばしています。
しかし現状でCBDに悪い効果が確認されていないだけなので、完全に安全かどうかははっきりとはしていません。
CBDの使い方と摂取量をしっかりと理解して使用することが重要となります。

CBDとTHCの効果の違いとは?


CBDとTHCの成分には、両者に良い効果や副作用となる効果があります。それではそれぞれのもたらす効果を見ていきたいと思います。

THCの効果

まず、THCの効果をご紹介していきます

  • 鎮痛
  • 食欲の増進
  • 抗ガン作用

上記のような効果が期待できます。一方で「依存性」や「精神への悪影響」「さまざまな能力の低下」「幻聴幻覚」など、多くの副作用があります。
悪い側面だけでなく、良い効果もあることから医療大麻として使用が認められている国もあります。
とはいえ、危険な側面が大きいことので、日本では使用や所持・譲渡・譲受などが禁止されています。

CBDの効果

続いて、CBDのもたらす効果についてご紹介していきます。

  • リラックス効果
  • うつ病防止
  • 不眠症改善
  • 美容効果(肌トラブル)

上記のような効果が期待できます。THCとは違い精神を落ち着かせる効果があり、今後のストレス社会においてとても注目がされています。
副作用に関しては、今のところ「下痢」や「強い眠気」「口渇」など、一般的によくある軽度のものしか報告がされていません。

CBDとTHCは合法?違法?


先程も簡単に触れていますが、CBDとTHCがそれぞれ合法か違法なのかについて、改めてご紹介していきます。
まず、THCを使った製品の使用や所持は、日本では違法となります。
「ダメ、ゼッタイ」というフレーズでもある通り、精神を崩壊させてしまうなどの危険や薬物として禁止されていますよね。
ですが、世界を見てみると、医療に役立つ効果があることから医療用大麻として認められている国もあります。
そして、CBDに関しては、日本でも使用などが合法とされています。
心身に与える悪影響が少ないことや、不安の解消などの心身に良い効果が確認されていることから、さまざまな業界でも注目がされています。
ある程度の安全性があるとはいえ、正規で流通がされている信頼性の高いCBD製品を使用するようにしましょう。

CBDとTHCについてのまとめ

今回は、CBDとTHCのそれぞれの特徴や効果などの違いについてみてきました。
同じ大麻草から抽出ができる成分ですが、効果にかなりの違いがあることが分かったと思います。
CBDにおいては、今後日本でもさらに拡大していく市場となる可能性が高いので、今からしっかりとした知識をつけていくようにしましょう。